Apro METHOD Master Course
BASIC Courseが始まるまで
あと1週間。
私の35年余りの指導経験に基づき
出来上がったメソッドの目的は
自分自身の身体を管理しながら
クライアントに信頼される、
クライアントの絶えないオンリーワンのパーソナルトレーナーを育成すること。
BASIC受講後には
6つのカテゴリーの中から
ご自分に必要なものを選択していただけるシステムになっています。
今日はその一つ一つのカテゴリーを選んだ理由をお話ししていこうかと思います。
まずは YOGA
ブログを読んでくださっている方々には
ご存知の方も多いかと思いますが
ヨガとはサンスクリット語で「ユジュ」「つなぐ」という意味。
それは心、体、魂を
宇宙と結びつける修行法として
紀元前4000年〜2000年頃のインダス文明に生まれま
した。
そしてその後、「ヨガスートラ」という経典の出現を経て、ポーズと呼吸法で
肉体を浄化、鍛錬することによってエゴを超越した境地を目指す「ハタヨガ」が生ま
れ、現在のヨガスタイルにつながっていったと言われています。
私が初めてヨガに出会ったのは
30歳を過ぎた頃、
エアロビクスやダンスに明け暮れていた私は
梅雨時期にいつも自律神経のバランスを崩し
通院を余儀なくされている状況がありました。
病院で処方される薬を飲むことが嫌で
自然に体調を回復させる方法はないかとの模索が
ヨガへの入り口でした。
その後ヨガは自然に毎朝の私のメンテナンスメニューとなっていき
気がついたら毎年の通院がなくなり
気圧変動による頭痛も緩和されていました。
ヨガを生活に取り入れることは
とてもすんなりとできるんだなという実感と
何より深い呼吸の促進は
副交感神経へ働きかけられ
眠りが深くなったことに感動し
充実感を感じていきました。
そしていつしか
ヨガは自分のメンテナンスだけでなく
パーソナル指導になくてはならないカテゴリーになっていました。
今回、自分の指導スタイルを検証しながら
どうして Apro METHODの中にストレッチではなく
ヨガを取り入れているのかを振り返って考えてみたところ
身体の研究を進めていくにあたって
ヨガを学ぶ過程において3つの着目点を見出していたことに気がつきまし
た。
それは一つ一つのポーズに込められた
*人間の筋膜に沿った機能的な柔軟性の可能性
*深い呼吸による副交感神経への効果
*動きのわかりやすさ
ヨガをしているときは
ピラティスをしているときのように
あんまり脳を使うことなく
言われるがままに動けるというわかりやすさが素晴らしいところ。
そして
そのような分析の結果生まれたものが
哲学的な部分を省いた、機能回復トレーニングとしてのヨガ
Apro YOGAです。
Apro BASICの考え方に基づいて動くと
同じポーズが今までとは違った感じに思えるかもしれません。
ご興味のある方は
まずは BASICの扉を開いてみてください。
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By KAORU